坂と洋館が織りなすレトロな長崎。地元ドライバーが教える巡り方
石畳の坂道、れんがの洋館、坂の途中から見える長崎港――。長崎で「異国情緒」をいちばん感じられるのが、オランダ坂と南山手・東山手のエリアです。
幕末の開港後、外国人居留地が置かれたこの一帯には、当時の面影が今も色濃く残ります。この記事では、オランダ坂の名前の由来から見どころ、そして「坂」というネックをタクシーでラクに越える巡り方まで、地元25年のドライバーがご案内します。
オランダ坂は、特定の一本の坂を指す名前ではなく、東山手・南山手に点在する石畳の坂の総称です。
開港当時、長崎の人々は西洋人をまとめて「オランダさん」と呼びました。その「オランダさん」が行き来する坂、というのが名前の由来です。なかでも東山手の活水女子大学へと続く石畳の坂が、もっとも有名なオランダ坂として親しまれています。
石畳のオランダ坂沿いに、明治期の洋館が並びます。東山手十二番館や、カフェとして使われている東山手甲十三番館など、当時の暮らしを今に伝える建物が点在しています。
大浦天主堂の南側に続く、静かな石畳の坂。教会と石畳、その先に海がのぞく風景は、写真や映画の舞台にもなる長崎屈指の絶景スポットです。
南山手にある、極彩色が美しい中国様式の廟。中国人が国外に建てた、本格的な孔子廟として知られ、異国情緒あふれる南山手のなかでもひときわ目を引きます。
南山手の中心といえば、やはりグラバー園と大浦天主堂。オランダ坂さんぽとあわせて巡れば、居留地時代の長崎をまるごと味わえます。
南山手・オランダ坂めぐり、ご相談ください
090-2507-9761 受付 11:00〜21:00(年中無休)このエリアの魅力は、なんといっても坂と石畳。けれど、それは同時に歩く人にとっての大変さでもあります。
これらは、貸切タクシーを使えばぐっとラクになります。坂の上まで車でお送りし、点在するスポットを車でつなぐ。坂を「下りながら」見て回れば、景色を楽しむ余裕も生まれます。
オランダ坂や南山手は、長崎でいちばん異国情緒を感じられるエリアですが、名前の通り坂と石畳ばかり。雨の日は滑りやすく、夏は登るだけで汗だくです。私はよく、坂の上にあるグラバー園の第2ゲートまで車でお送りして、そこから祈念坂やオランダ坂を「下りながら」見ていただくようにしています。下りなら、景色を楽しむ余裕も生まれますよ。点在する洋館や孔子廟も、車でつなげばあっという間。体力を坂に使わず、風景を味わうことに使っていただくのが、私のおすすめです。
坂の上から下りながら、異国情緒をたっぷり。2〜3時間でこんな回り方ができます。
歩く距離はタクシーで最小限に。坂の上り下りで疲れることなく、見どころだけをゆっくり楽しめます。
異国情緒の南山手を中心に。お時間に合わせてご案内します。
坂の上までお送りし、点在する見どころを効率よく。
雨の日も、足腰に不安のある方も安心です。