親が「疲れた」と言い出す前に。予約する子ども世代のための準備リスト
「元気なうちに、親を長崎に連れて行ってあげたい」——そう考えて調べはじめたご家族から、よくお電話をいただきます。旅行を計画しているのは子ども世代、実際に歩くのは親御さん、という組み合わせです。
このとき、いちばんの心配ごとはたいてい同じです。「坂の街で、歩かせすぎてしまわないか」。この記事は、その心配をひとつずつ減らすために書きました。ご自身の足腰に不安がある方向けの詳しい話は「足・膝が悪くても安心の長崎観光完全ガイド」にありますので、ここでは「連れて行く側が、出発前に決めておくこと」に絞ってお話しします。
長崎が坂の街なのは、皆さんご存じのとおりです。ただ、25年ご案内してきて思うのは、親御さんが本当にまいってしまうのは坂そのものではない、ということです。
こたえるのは、「思っていたより歩いた」という予定外のほうです。駐車場から入口までが遠かった。降りたつもりが、まだ上りがあった。次の場所まで歩けると思ったら、途中に階段があった。——こうした小さな誤算が三つ四つ重なると、午後の楽しみが消えてしまいます。
逆に言えば、歩く距離が最初から分かっていれば、たいていの場所はご覧いただけます。大事なのは体力より、段取りです。
ガイドブックには載っていない、車を降りてからの実感をまとめました。ご自身の親御さんの様子と照らしてみてください。
| スポット | 歩きの実感 | ラクにする工夫 |
|---|---|---|
| グラバー園 | 下から入ると上りが続きます | 上の第2ゲートから入り、下りながら見る |
| 平和公園・原爆資料館 | 園内は広く、移動が長めです | 入口のすぐそばまで車をお付けします |
| 大浦天主堂 | 正面に石段があります | 無理をせず外観だけ、という選び方もできます |
| 眼鏡橋 | 川沿いは平坦で歩きやすい場所です | 橋を渡らず、上から眺めるだけでも絵になります |
| 稲佐山(夜景) | 展望台まではほとんど歩きません | 山頂の駐車場まで車で上がれます |
石段や坂が「まったくありません」とは申し上げません。そこは正直にお伝えしたうえで、降りる場所と入る向きを変えるだけで、歩く量はずいぶん減らせます。
ご案内していていちばん喜ばれるのは、実は景色ではなく「もう一度、同じ場所に車が迎えに来ること」だったりします。行きと帰りで歩かなくていい、荷物を持たなくていい。それだけで、親御さんの一日はずいぶん違います。
「うちの親でも大丈夫?」のご相談だけでも大丈夫です
090-2507-9761 受付 11:00〜21:00(年中無休)ご一緒していると、親御さんが遠慮して飲み込んでしまう言葉があります。せっかく子どもが計画してくれた旅行だから、と気をつかわれるのです。
ご予約のときに「親が遠慮しがちなので、こちらから声をかけてやってください」とひと言いただければ、そのつもりでご案内します。
長いことは要りません。次の四つだけ教えていただければ、当日の組み立てが変わります。
ご年配の親御さんとまわる場合、3時間前後をおすすめしています。2時間だと移動と見学で駆け足になりやすく、4時間を超えると午後にお疲れが出る方が多いためです。
いちばん人気の長崎スタンダードコースが、ちょうどこの3時間です。1台の料金ですので、ご両親とご一緒に乗っても金額は変わりません。料金の詳しい内訳は「長崎の貸切観光タクシー料金|相場と選び方」にまとめています。
もちろん、当日の様子で短く切り上げることもできます。「せっかく頼んだのだから最後まで」と無理をされるほうが、私としては心配です。
3時間前後が目安です。ただし体調やその日の気候によりますので、当日短くしていただいてかまいません。
多くの方はご覧いただけています。グラバー園は上の入口から下りるだけにする、平和公園は入口のそばまで車をお付けするなど、歩く距離を短くする回り方があります。完全に段差がないわけではありませんので、ご不安な点は予約時にお知らせください。
できます。ご予約時にご要望を伺い、当日はご本人のペースでご案内します。ご希望があれば、お帰りの際にご予約者さまへご連絡することもできます。遠方にお住まいのご家族からのご依頼も承っています。
ご希望の日時・人数をお伝えいただければ、
最適なコースと料金をご案内いたします。