中華街から南山手まで。長崎に息づく中国文化を、地元ドライバーとたどる
朱色の門をくぐると、極彩色の屋根と石像がずらり――。長崎で「ここは中国?」と驚く場所が、南山手・大浦エリアの長崎孔子廟(こうしびょう)です。
1893年(明治26年)、在留中国人と清朝政府によって建てられた、中国人が海外に建てた本格的な孔子廟。この記事では、孔子廟の見どころと、新地中華街・唐人屋敷跡をつないで楽しむ「中国文化さんぽ」のタクシー活用法を、地元25年のドライバーがご案内します。
孔子廟は、儒教の祖・孔子をまつる廟です。長崎孔子廟は、鎖国時代から中国と深いつながりを持っていた長崎ならではの存在で、本場の職人と資材によって築かれた本格的な中国建築として知られています。教会や洋館の印象が強い南山手で、ここだけ空気が変わる「極彩色の異空間」です。
黄色の瑠璃瓦、朱塗りの柱、龍の装飾。中庭には孔子の高弟72賢人の等身大石像がずらりと並び、一体ずつ表情が違います。お気に入りの一体を探しながら歩くのも楽しみのひとつ。写真映えも抜群です。
廟の奥に併設された博物館では、中国の歴史文物を鑑賞できます。参拝とあわせてゆっくり見ても、それほど時間はかかりません。
※最新の開館情報は公式サイトでご確認ください。
冬の長崎ランタンフェスティバルの時期、孔子廟は会場のひとつとして無数のランタンに彩られます。極彩色の廟とランタンの灯りが重なる光景は、長崎の冬の名物です。※開催日程は公式サイトでご確認ください。
孔子廟・中華街めぐり、ご相談ください
090-2507-9761 受付 11:00〜21:00(年中無休)孔子廟を軸にすると、長崎に息づく中国文化を一日でたどれます。
孔子廟は大浦天主堂・グラバー園のすぐ近く。オランダ坂・南山手さんぽに組み込みやすく、「西洋と中国が隣り合う長崎らしさ」を一度に味わえます。
中華街〜唐人屋敷跡〜孔子廟〜南山手は、地図で見ると近そうですが、歩くと坂と距離が少しずつ積み重なるルートです。唐人屋敷跡は路地の奥に点在し、孔子廟から南山手へは上り坂。夏場や雨の日は、それだけで体力を使ってしまいます。
貸切タクシーなら、点在するスポットを車でつないで、歩くのは見どころの中だけ。中華街で食べ歩きを楽しんだあと、車で孔子廟へ、そのままグラバー園や大浦天主堂へ――と、無理のない順番でご案内できます。
孔子廟の周辺は道が狭く、観光シーズンは駐車場所に困るエリアですが、私は入口のすぐ近くでお降ろしして、見学のあいだは近くでお待ちするようにしています。おすすめの順番は、お昼に中華街で腹ごしらえ→唐人屋敷跡を車窓から→孔子廟でゆっくり見学→最後に南山手へ、という流れ。中華街の混雑する時間帯を外して回る組み立てができるのも、貸切ならではです。72賢人の石像は、じつは一体ずつ顔が違うので、「ご自分に似た賢人」を探してみてください、とお客様にお伝えしています。
中華街・孔子廟・南山手をまとめて。お時間に合わせてご案内します。
坂と距離はタクシーにおまかせ。
混雑を外した回り方も、地元25年の経験でご提案します。